18日午前0時、参議院本会議で中谷防衛相への問責決議案を審議。否決。午前10時、山崎参議院議長への問責決議案の審議。否決。自民党は質問時間を10分以内に制限。野党は安倍首相に対する問責決議案を参院に提出。審議は13時より。山本太郎氏牛歩。投票は2分以内に制限される。同案否決。16時30分、衆議院本会議にて内閣不信任案の審議。民主党枝野氏の趣旨説明(1時間45分)等。20時、同案否決。21時、参議院本会議開催。鴻池祥肇委員長への問責決議案審議。否決。日をまたぎ19日午前0時より安全保障関連法案の審議開始。福山議員の最終討論。2午前時過ぎ、同法案は自民党公明党などの賛成多数で可決、成立。国会前は明け方までデモが続いた。
9月18日(金) 国会包囲大行動/戦争法案に反対する5DAYS 14〜18Friday
国会内では衆議院本会議での内閣不信任案審議、そして参議院に移り委員長への問責決議案審議、安全保障関連法案の審議と続いている。雨は時折強く降り注ぐが国会前の方は廃案を求める熱い場と化している。もちろん人数を問えば8.30のデモよりは少ないだろうが、抵抗への意思は国会内と国会前とを繋ぎ全員で共有する場となった。私たちは8000人という超過剰警備に包囲されているが、もう誰もそんなことに構ってはいない。コールが続く。隣では創価学会の旗も振られる。
11時過ぎにそこを後にしたのだが、参加しているほとんどの人はその場から離れようとはしなかった。駅までの道、厚手の上着を着てこれから国会前に向かう人々ともすれ違った。
帰宅しテレビをつけると、国会中継は福山議員の最終討論が始まったところだった。
戦争法案は可決された。SEALDs奥田さん「世論の力で安保法制を使わせないようにしよう。選挙に行こう! 賛成議員を落選させよう!」
9月19日未明に成立した安全保障関連法案に対し、共産党志位和夫委員長特権から「戦争法廃止の国民連合政府」をつくることを提案。三重県松阪市長が結成した市民団体は、法律が憲法9条に違反し平和に暮らす権利が損なわれるとして、国に賠償を求める違憲訴訟へ。弁護団長には小林節慶応大名誉教授が就任する。「学者の会」も安保法への抗議声明発表。170人で会見を開いた。街はシルバーウィークに突入したが、京都では高校生、横浜では大学生の団体など、全国各地でデモが続いている。ちなみに安倍首相はゴルフを楽しんだとか。
安保法案が通った。
朝まで声をあげて、二日ぐらい泥のように眠った。
全く後悔してないし、悲壮感もない。
やれる事をやれる限りやるだけだ。
これは別れの挨拶ではないし、はじまりの挨拶でもない。
なぜならもう始まってるし、それは決して終わることはない。
何度も何度も歴史の中で、繰りかえされてきた事の一部でしかない。
時代はそう簡単に変わらないが、10年前と今の時代が全く同じだという人はいない。
人はいつか死ぬ。
安倍首相よりも俺の方が長く生きるが。
俺の息子、娘、その孫よりも、俺が長生きすることは無い。
時代は変わる。
未だ、未来は俺らの手の中。
掴んだその手を離すな。
決して離すな。
民主主義は止まらない。
それを望む人たちがいる限り。
絶望するヒマなどない。
敗北主義など必要ない。
俺は、現実を変えたい。
この現状を変えたい。
俺は負けて良しとしない。
確実に勝ちに行くのだ。
これはポーズではない。
以下、Rudyard Kiplingの詩が続く
ジョゼフ・ラドヤード・キップリング は、イギリスの小説家、詩人で、イギリス統治下のインドを舞台にした作品、児童文学で知られる。ボンベイ 生まれ。19世紀末から20世紀初頭のイギリスで最も人気のある作家の一人。 (ウィキペディア)
安保法に関する読売新聞の世論調査結果。▽安保法成立を評価する31%、評価しない58% ▽安保法で抑止力が高まる34%、そうは思わない51% ▽政府・与党は国民に十分説明した12%、そうは思わない82% ▽与党の採決は適切だ30%、適切ではない60%