さいたま国際芸術祭2020 美術と街巡り事業|うらわ街中2020
『ちいさなくに − in a small realm』
更新2020年3月26日
お知らせ 中根秀夫 映像上映会『ちいさなくに − in a small realm』は、本日3月26日に開催をすることを確認し、皆さまにお知らせいたします。新型コロナウィルスの感染予防を鑑み、上映会および関連企画のライヴに於いて、各回80人のホールへの入場制限を行います。ご理解のほどよろしくお願いいたします。「市民会館うらわホール座席表」をご確認ください。[3/26更新]
上記の入場制限に伴い、かみむら泰一 出演の「@「もういちど秋を」即興ライヴ」と渡邊ゆりひと出演の「ヴォーカル・インプロヴィゼーション ライヴ」の、二つのライヴイヴェントにつきましては、このサイトから40人までの予約をお受けします(26日まで)。なお、通常の上映プログラムでは予約を行いません。[3/26更新]
また、予定しておりました物品販売は中止しました。このサイトから通信販売を行いますのでぜひご協力ください。[3/26更新]
今後状況が変わる可能性がございます。サイトのこまめなチェックをよろしくお願いします。以下をお読みください。
新型コロナウイルスに関連した対応について[3/26更新]
2020年3月27日(金)と3月28日(土)の二日間、さいたま国際芸術祭2020 美術と街巡り事業|うらわ街中2020のプログラムとして、中根秀夫の映像作品の上映および写真作品の展示を行う『ちいさなくに − in a small realm』展を開催します。会場の「さいたま市民会館うらわ」は400席のホール設備を持つ文化施設で、1971年に当時の埼玉県浦和市に開館しました。50年の歴史を持つ同施設は2021年3月末までに閉鎖され、浦和駅西口に建築予定の再開発ビルへ移転することが決まっています。
最新作の《ちいさなくに》は、700カットを超える日常の写真に、福島県双葉郡楢葉町の小さな集落で撮影したビデオを加えた映像作品で、このたび渡邊ゆりひと氏の出演するオープニング・イヴェント「ヴォーカル・インプロヴィゼーション」ライヴにて初演公開いたします。また、埼玉県川口市にある国登録有形文化財、旧田中家住宅での展示の記録《ephemeral / eternal》(2017年)をはじめ、かみむら泰一氏(Sax)と武田多恵子氏(詩)との共作《もういちど秋を》(2016年)ほか、過去の展覧会の記録映像作品と関連する写真作品をご紹介します。
また会期中には渡邊ゆりひと氏とのイヴェントに加え、かみむら泰一氏をゲストに迎えたスペシャル・ライヴも企画しております。年度末のお忙しい時期になりますが、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
[開催概要]
新型コロナウィルスの感染予防を鑑み、上映会および関連企画のライヴに於いて、各回80人のホールへの入場制限を行います。[3/26更新]
会期 | ▷ 2020年3月27日(金) |
12:30〜 18:30(入場は18:00まで) | |
▷ 2020年3月28日(土) | |
11:30〜 16:30( 入場は16:00まで) | |
会場 | さいたま市民会館うらわ ホール 〒330-0062 さいたま市浦和区仲町2-10-22 JR京浜東北線,宇都宮線,高崎線,湘南新宿ライン 浦和駅西口より徒歩7分. |
入場無料。入退場自由。 | |
主催 | さいたま国際芸術祭実行委員会、 さいたま市の美術家をつなげる会 |
助成 | 平成31年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業 |
[タイムテーブル]
A. ちいさなくに |
新作《ちいさなくに》《ephemeral / eternal》と初期作品《子供の情景》他. |
01. 子供の情景 − Kinderszenen (2001/2002) … 05’42” |
02. Triptych (2003) / Spiegel im Spiegel (study, 2012) … 04’05” |
03. ephemeral / eternal (2018) … 04’16” |
04. ちいさなくに − in a small realm (2020) … 25’59” |
B. Mellow Yellow Project (after 2011) |
中根の個展会場でのかみむら泰一即興セッション. 東日本大震災後3部作. |
01. Mellow Yellow in the Mirror Ver.2 (2012) … 10’15” |
02. Mellow Yellow in the Mirror Ver.1 (2012) … 14’45” |
03. a tale of a beautiful country (2014) … 14’45” |
C-1. もういちど秋を |
武田多恵子(詩), かみむら泰一(音楽), 中根秀夫(映像)による四季を巡る映像詩. |
01. もういちど秋を − try to remember (2016) … 44’24” |
C-2. もういちど秋を (無声版) |
同作品の「都美セレクション グループ展」展 Ver. |
01. もういちど秋を − try to remember (2016) … 42’59” |
[関連企画]
お知らせ 二つのライヴイヴェントにつきましては、このサイトから40人までの予約をお受けします(なお、通常の上映プログラムでは予約を行いません)。予約の締め切りは3月26日(木)。
ご予約はこちらのフォームより、1.お名前 2.メールアドレスを明記の上、メッセージ欄に3.参加を希望されるイヴェント名(渡邊・かみむら・両方)4.参加人数 をお知らせください。メールアドレスの記入ミスがございます。1日以内に返信がない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。[3/26更新]
1. | @「もういちど秋を」即興ライヴ |
▷ 3月28日(土)14:00〜15:00 | |
かみむら 泰一 tenor & soprano sax 中根 秀夫 images | |
映像作品 《もういちど秋を》に合わせたスペシャル・ライヴ。 入場無料。*hideonakane | noteで映像を公開中。 | |
2. | 新作映像プロジェクション +ヴォーカル・インプロヴィゼーション ライヴ |
▶︎ 3月28日(土)15:30〜(40分程度の公演) | |
渡邊 ゆりひと word & solo vocal 中根 秀夫 images | |
新作映像作品に合わせたオープニング・イヴェント。入場無料。 |
*おことわり 3/27(金)夜に予定しておりました渡邊ゆりひとの出演する「ヴォーカル・インプロヴィゼーション ライヴ」は、主催するさいたま市の意向により28日(土)15:30からの日程に変更いたします。27日に参加を希望されていた方には心よりお詫び申し上げます。なお参加費1000円の徴収は行わず入場無料とさせていただきます。[3/3更新]
お知らせ また中根秀夫と渡邊ゆりひとによる《ちいさなくに-in a small realm》は今回の上映会終了後にあらためてレコーディングを行います。映像作品のご予約・販売につきましてはhideonakane side-B ショップからお願いいたします。
予定しておりました物品販売等は中止いたしました。なお準備しておりますイベント用の資料は上記ショップから販売いたします。現地でのお受け取りも可能です。
[中根 秀夫 / Hideo NAKANE] video | photograph | painting
The Slade School of Fine Art 大学院絵画科修了. 1996年帰国後, 厚木市文化会館主催の個展,「VOCA展97」, The London Groupのメンバーとしてロンドンでの展示など, 国内外でグループ展に参加する. 2004年からはGalerie SOLで継続的に個展を開催する.
2014年に池内晶子との写真展 「a white Day」, かみむら泰一(Sax 即興)とDVD「Mellow Yellow Project」をリリースするなど, 企画性の強いプロジェクトに携わる. また平田星司とのユニット「エステティック・ライフ」では, 2015年に「Aesthetic Life – Automatic」展, 2017年には都美セレクション グループ展「海のプロセス-言葉をめぐる地図 」を企画・構成する. 2016年 武田多恵子(詩), かみむら泰一と映像作品「もういちど秋を」を制作. 2018年 埼玉県川口市の旧田中家住宅で「はるかな時のすきまで – ephemeral / eternal」展に参加, 「中根秀夫 / 平田星司」記録集を制作. 2019年 個展「うつくしいくにのはなし Ⅱ」, 「もうひとつのもういちど秋を」など.
[渡邊 ゆりひと / Yurihito WATANABE] voice | word | sound
グロッソラリアによるヴォーカル・インプロヴィゼーションを軸に, そのレゾンナンスから「詩, サウンド・プロセッシング, 音楽」を折り重ねたサウンドワークを制作. ソロパフォーマンスの他, インプロヴィゼーション・ユニットEnsemble INAUDIBLEではディレクションとパフォーマンスを行う.
企画展「Radical Fashion」(London, V&A Museum, 2001)をはじめとするDavid Toop, 狩野志歩, 菅野まり子とのコラボレーション多数.
ソロアルバムに「Mille Comédies ─ Le Double Inaudible」.
[かみむら 泰一 / Taiichi KAMIMURA] tenor & soprano sax | composer
響きと空間とジャズをテーマに独自の音楽を創作している.
85年からジャズサックスプレーヤーとして演奏活動を始め, 94年訪米, ボストン, NYで活動し2000年帰国. オリジナル・ジャズと完全即興演奏に取り組み, オリジナルジャズのアルバムをかみむら泰一Quartetで2枚, オチコチで1枚リリース. 2016年4月に世界的コントラバス即興演奏家の齋藤徹氏とDuoアルバム, かみむら泰一&齋藤徹「choro&improvization」をリリース.
近年はオーネット・コールマンのフリージャズを独自の視点で取り組み, オーネットジャムセッションを定期的に開催, 自主企画で物音から即興演奏を始める”縄もんセッション”や, 音の体験講座を開講している.
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▷ 予告 7月24日~8月9日に銀座Gallery Nayutaで、10月には日本橋galerieHにて本上映会と関連する展示を行います。どうぞお楽しみに。
「さいたま国際芸術祭2020」についてのお問い合わせ:さいたま国際芸術祭実行委員会事務局(さいたま市スポーツ文化局文化部国際芸術祭開催準備室内)〒330-9588さいたま市浦和区常盤6-4-4/TEL:048-829-1225 (受付時間 平日8:30~17:15)/FAX:048-829-1996
Mail:arts-festival@city.saitama.lg.jp/WEB:https://art-sightama.jp