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Aesthetic Life – Automatic

2015年に中根秀夫・平田星司で企画した展覧会『Aesthetic Life – Automatic』のサイトをまとめ直しました。もともと公式サイトはあったのですが、今回レスポンシブ、つまりスマホ対応のページに整理し直しました。ご覧頂ければ幸いです。

ROME automatic “Bombshell”
ドローイング: Amikam Toren 詩: Peter Stickland 翻訳:平田星司

以下自分のテキストを引用します。

展覧会のタイトル「エステティック」という言葉は、「美の」あるいは「審美的な」などと訳されますが、「aesthetic」という英語の語感とその訳語との間の微妙な差異に着目し、日本語で意味がこぼれてしまう「エステティック」な日常を体感、その「エステティック」な日常に悦びを持つことこそが「美術」の本質であり、逆にその過程から派生する「美術」こそが、私たちの日常を救済するほとんど唯一の手段であると私たちは考えています。

多様な現実を抱える社会の中で、過去や未来と多角的に思考的コンタクトを取る「リニアではない」ものの考え方が私たちには求められており、このような視点で捉えられる「エステティック」な日常を自らの力で獲得し、他者とともに「エステティック」な悦びを共有することが可能な世界を構築し、その世界を「エステティック」に生き抜く。私たちの『エステティック・ライフ – オートマチック』展でその美術の形を提示できればと強く願っております。

 


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