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デモにて2


6月19日(金)戦争法案に反対する国会前抗議行動


 

SEALDs(シールズ/Students Emergency Action for Liberal Democracy-s)に行ってみる。直前までの雨も止み、少し肌寒い。数日前の包囲デモと比べると国会議事堂前駅周辺には警備もなくやや拍子抜けしたが、彼らの活動場所は国会前の向かって右手、北庭の一角だけである(左手はデモへの嫌がらせのように工事中である)。奥までは見渡せないので正確には解らないが、おそらくSEALDs本体としては100人いないような気がする。列の後方にやや年齢層が高めなフォロワーの集団、正面には報道陣が陣取っている。

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道路を挟んで向かい側から彼らを眺めていた。SEALDsの主張はいわゆる頭でっかちな「イデオロギー」とは無縁で、普通で当たり前の日常を保証するデモクラシーを、彼らの自身の言葉で訴えているところに共感を覚える。また、基本的にリベラルなのでいわゆる(過去の)「学生運動」とは一線を画す。ネット上では早速右ばかりでなく左からも突き上げを食っている…が、大人がこんなだから現在のこの危機的状況を許しているわけで、いいかげん学生をダシに自分たちの主張だけをばら撒くのは遠慮してもらいたいものだ。

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いわゆる労働組合が「動員」をかければデモの人数はある程度集まるものだが、彼らはそういうことではない、彼ら自身の持つ感性に訴える「金曜日の集まり方」を模索しているように思う。チラシやリーフレットもお洒落だ。これから組織する人数が増えた時にそれが持ちこたえうる形であれば良いのだ。

SEALDs


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