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記録集発刊のお知らせ

process of the sea – words’ atlas

新年ひとつめの投稿は記録集発刊のお知らせです。

昨年6月の東京都美術館「第6回都美セレクショングループ展」に於いて開催しました「海のプロセス–言葉をめぐる地図アトラス」展では、皆さまから多大なるご支援とご協力を賜りましたことを改めて御礼申し上げます。

会期の終了から半年が過ぎ、ついに記録集が完成いたしました。表紙の井川淳子《帰還不能点》から裏表紙の福田尚代《エンドロール》まで、私たちの「言葉をめぐるアトラス」が綴られた32ページの中綴じ冊子です。

テキストは美術評論家の光田ゆりさん。精緻な眼差しが展覧会の目撃者として「プロセスの海」を語ります。また、関連イベントとして開催した梅津元さん(埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学)のスペシャル・トークも採録。「作家が」企画する展覧会に対し、通常は展覧会を企画する立場である学芸員のお二人がどう応えたのか。ご期待ください。

また各作家が寄せるの梅津さんのトークへの返信、さらに梅津さんの後記も加え、読み物としての魅力も満載の1冊となっています。こちらから記録集のページにリンクしますので、ぜひご覧くださいませ。

*年末ギリギリになって完成した記録集が届きました。編集には半年の時間がかかりましたが、個人的には一昨年の6月に4人のメンバーが集まり、企画書を書きプレゼンをしてから1年と6ヶ月、これで私たちの「海のプロセス–言葉をめぐる地図アトラス」のすべてのプロジェクトが終了したことに、企画者・代表者として、正直ほっとしています。

好評を頂きました展示とはもうひとつ外側の枠組みで、メンバーに加え光田氏と梅津氏と6人で組み立て直した地図アトラス/記録集を、展示をご覧いただいた方にも、ご覧いただけなかった方にも、多くの方にお届けしたいと思っております。

よろしくお願いいたします。


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