デモにて4


7月10日(金)戦争法案に反対する国会前抗議行動


 

久しぶりに雨の無い金曜日。国会議事堂前駅の出口付近もすでに雰囲気が一変している。川内原発が8月半ばには再稼働かという状況で官邸前方面では反原発デモが行われている。先週まではこの辺りは閑散としていたのだが。国会前に向かう人の流れにも緊張感がある。19時半を回っているが、最近すっかり空きスペースとなっていた国会前南側でもやはり反原発シュプレヒコールだ。

先週3日(金)には激しい雨のなか3500人を集めたSEALDsだが、この日のスピーチエリアはすでに前回とは全く違う状況になっていた。道路越しからも見える大きな横断幕には「TOKYO AGAINST FASCISM」とある。とうとう他団体との連携が始まったようだ。列の後ろの窪み(希望のエリア)にはドラム隊もいる。これはもしかしたら反原発ではお馴染みのあの団体では?(確認はしていないけれど…)。これはちょっとすごいことだ。一般の人たちも続々と集まり始め、あれよあれよという間に対岸へ(南側から北側へ)向かうの横断歩道が封鎖された。SEALDsのスピーチもかき消される状態になり、一度外務省側に降りてからぐるっと三宅坂まで大回りをして北側の列の後ろについた。

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今日もまた女子学生のスピーチが心に響く。彼女はアウシュビッツに訪れた体験を語る。そう、自分の体験からの言葉は強度を孕む。「人の痛みに無自覚になれば、誰もが怪物になり得る。この法案が通れば、人の痛みに無自覚になることを強制され、思考停止することを求められる世の中がやってくる。それは戦争です。」今のこの状況を「外側から」眺めようと始めたデモ通いだが、いつの間にか彼らに惹きつけられ「内側に」立つ自分にも驚く。

彼らのコール(すでにシュプレヒコールとは言えないのかも)も独特だ。英語、日本語、そしていろいろなリズムで「言葉」を切り出してくるので、大人達はすでについていけてない。しかしそれで良いのだ。「なんか自民党感じ悪いよね」というコールもある。

「学者の会」から佐藤学氏、それから「東京大学人、緊急抗議集会」から駆けつけた小森陽一氏らもスピーチに立った。学生と教授達が共に動くのは過去の学生運動ではあり得なかったこと。

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この日のSEALDsデモへの参加者は最終的に15000人を超えたそうだ。まだまだ賛同者は増えるだろう。ネットでの雑音も完全に振り切ったようではないか。今週には戦争法案の強行採決かというところで、緊急集会が15日16日の18:30からある。

Japanese Scholars Say No to War


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