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デモにて16

中央公聴会の公述人の公募95人のうちのひとりがSEALDs奥田さんだった。15日、意見陳述に立つ(下にリンクあり)。翌16日に新横浜で地方公聴会を開催、その日のうちに委員会採決が行われる見込み。日本を元気にする会、次世代の党、新党改革の3党が修正協議で大筋合意し法案の賛成側に回る。経団連は武器輸出を国家戦略として推進すべきだと提言。また防衛省の外局として「防衛装備庁」を10月1日に発足させることを決定。暴挙。

 


9月14日(月) 国会包囲大行動/戦争法案に反対する5DAYS 14〜18Friday


 

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開始前にすでにこれだけの人が国会前に続々と集まる。

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創価学会の方たち待機中。

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今日はここまでで戻りました。その後は主催者発表80000人。またもや国会前の大通りは戦争法案に反対する人で溢れかえった。

 


9月15日(火) 戦争法案廃案!9.15国会正門前大集会/戦争法案に反対する5DAYS 14〜18Friday


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カメラで撮るのは違法。

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もはや常軌を逸したとも言える警察隊の数。

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SEALDs奥田愛基さんが参議院「安全法制特別委員会」の中央公聴会で意見陳述

「すみません、こんなことを言うのは非常に申し訳ないのですが、先ほどから寝ている方が沢山おられるので、もしよろしければお話を聞いていただければと思います。」とカウンターパンチ。今日のデモで新しいコールが誕生。「国会議員は起きて話聞け!」

 

「結局、説明をした結果、しかも国会の審議としては異例の9月末まで延ばした結果、国民の理解を得られなかったのですから、もう、この議論の結論は出ています。今国会での可決は無理です。廃案にするしかありません。」

「最後に、私からのお願いです。SEALDsの一員ではなく、個人としての、一人の人間としてのお願いです。どうか、どうか政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の『個』であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って孤独に思考し、判断し、行動してください。みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。政治家になった動機は人それぞれ様々あるでしょうが、どうか、政治家とはどうあるべきなのかを考え、この国の民の意見を聞いてください。勇気を振り絞り、ある種、賭けかもしれない、あなたにしかできないその尊い行動を取ってください。日本国憲法はそれを保障し、何より日本国に生きる民、一人ひとり、そして私はそのことを支持します。困難な時代にこそ希望があることを信じて、私は自由で民主的な社会を望み、この安全保障関連法案に反対します。」

ちなみに、先の戦争を賛美し戦前・戦中の国家体制を肯定する「国家神道」の理念に基づいた強力な政治結社の影響下にある歴史修正主義的閣僚や国会議員たちが一番嫌いな言葉が「個人」だ。日本国憲法第十三条には「すべての国民は、個人として尊重される」とあるが、自民党の改正案では「すべての国民は、『人』として尊重される」変更している。この一文字を消したい人たち。

 

昨日は対岸付近が騒然としてスピーチがあまり聞けなかったが、関西から来た伊藤さんのスピーチの文字起こしで、日本の対中政策について的確な指摘があった。

 

「安保法制の審議の中で、安倍政権は外交努力をしても、どうにもならない時に備えてこの戦争法案が必要だと言っています。彼らの言う『外交努力』って何なんでしょうか。例えば安倍政権は中国政府に対し『対話のドアは常にオープン』だと言ってきました。ドアを開けて待っているのに、彼らが入ってこないんだと。この姿勢のどこに、隣国との関係を改善しようとする努力が見られますか。自らの言葉で過去の過ちについて謝罪しようともしない、ましてや今回の戦争法案で、日本を敵視する国をどんどん増やそうとする。僕は別に、隣国と手をつないで仲良く笑顔でいられる関係が欲しいとか言ってるわけじゃない。ただ自分に合わないと思う国とも、同じ世界に住む隣人として武力による威嚇や行使のない関係で付き合っていきたい。その為には、安倍政権の『ドアは開けてるんだから、入ってこない方が悪い』って姿勢では到底無理だし、ましてこの戦争法案が通ったらもっと無理でしょう。」

 

ネットでは「大規模集会は国会前ではなく、東京・元麻布の中国大使館前で行うべきではないか」と煽るH.S.ストークスの記事を引用する人がいるが、ストークスは歴史修正主義者で、およそ歴史学の分野では参考文献として引用すらされない。念のため。


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